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男女比率 | 男性:100% 女性:0% |
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平均稼働時間(月) | 時間 |
平均月収 | 円 |
平均時給 | 円 |
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裁定取引とは?
アービトラージや鞘取りとも呼ばれる裁定取引は、一時的に発生した商品の価格差を利用した売買で利益を生む投資の手法です。
株価でも為替でも本来は1つの銘柄が同じ価格を持つはずですが、現物と先物で価格差が生じたり、取引所によって価格が違ったりするケースは珍しくありません。価格の安い方で購入して高い方で売れば、その差額が利益となります。
株やFXでは機関投資家の間で以前から行われていた裁定取引の手法が最近は仮想通貨でも使われるようになり、個人投資家の参入が増えてきました。会社員が副業として投資を行う場合でも、他の取引と比べてリスクの少ない裁定取引は有力な手段の1つです。
裁定取引をするには?
裁定取引に使われるのは株やFX・仮想通貨といったジャンルの投資で、いずれも売買の取引を行うには登録手続きを行って専用の口座を開設しなければなりません。
FXや仮想通貨の場合は複数の業者や取引所に口座を開設することで、価格差を利用した売買が可能になります。株の場合は現物価格と先物価格の価格差を利用した裁定取引がよく行われているため、先物取引専用の口座開設するのが一般的です。
口座を開設したら市場の値動きを監視して価格差が生じた銘柄を見つけ、迅速に売買しながら利ざやを稼いでいくことになります。
裁定取引でどのくらい稼げる?
裁定取引は1つの銘柄や商品のわずかな価格差を利用した売買で利ざやを稼ぐ手法のため、高収益を上げるのは難しいと言われています。
通常の投資なら大きく値上がりする銘柄に着目することで巨額の利益を生み出すことも可能ですが、裁定取引はリスクが少ない分だけリターンも小さくなってしまうのです。
証券会社や保険会社・投資ファンドといった機関投資家なら数千万円以上の潤沢な資金に加え、価格差が生じたタイミングを逃さず瞬時に取引できるプログラム売買の仕組みを持っています。
株やFXと比べて機関投資家がそれほど多く参入していない仮想通貨市場なら、副業として裁定取引に取り組む個人でも稼げる可能性があります。実際に200万円の資金でビットコインの裁定取引を行い、月に約10万円を稼いでいる人の例が見られます。仮想通貨の相場は値動きが激しいため、最適なタイミングでの売買を逃すと損失を出す可能性がある点には注意が必要です。
裁定取引で必要なものは?
裁定取引を行うには証券やFX・仮想通貨取引所いずれかの口座が不可欠で、先物取引を利用した裁定取引には証券口座を開設した上で先物・オプション取引口座の開設も必要です。
裁定取引を自動化できる自動売買ロボットや自動化ツールの多くは有料ですが、仮想通貨の裁定取引では無料で使える自動化ツールも存在します。中にはスマートフォンで裁定取引ができるアプリもあるとは言え、パソコンがあれば効率的に売買できるので有利になってきます。
裁定取引は価格差をチェックするだけで済むため専門知識は不要ですが、効率よく稼ぐにはそれらのツールを使いこなすだけのITスキルが必要です。
裁定取引のメリット
- 他の投資手法と比べてリスクが低い
- 空き時間を利用して稼げる
- パソコンやスマートフォンがあれば場所を問わずに稼げる
- 価格が下落しても利益を出せる
- 難しい知識は不要で価格差だけをチェックすればいい
裁定取引のデメリット
- ある程度の元手がかかる
- 資金が少ないと大きく稼ぐのが難しい
- 適切なタイミングで売買しないと損失を出すリスクがある
- 株やFXの裁定取引は機関投資家がライバル
- 自動化ツールを使わない場合は値動きを常に監視していしなければならない
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